田植えも終わり。
6月と7月は草刈りや溝切(みぞきり)などで稲の成長をサポートしています。
気温の高かった6月、雨が降り続いた7月と、
例年通りではないことが続いています。

具体的には…
小雪だった昨冬の影響で、
草の成長がとても速く、いつもより回数を多く田んぼを回り
草刈りをしています。
越冬したカメムシが例年よりものすごく多く発生しているとの情報もあり、
心配なので、住みかをなくして防御したいと思います。

晴れの続いた6月には、水がどんどんなくなってしまうので
ポンプをあちこちに移動してできる限りの水を補給しました。

7月になると雨が続たので、こんどは稲刈りに向けた排水作業をしています。
雨のもう一つの問題は、稲の天敵「いもち病」が流行ってしまっていることです。
減農薬で栽培をしている棚田バンクですが、適度に農薬を使用し病気の蔓延を防ぎます。

成長の早い酒米は7月21日に出穂を確認しました。
もしかすると8月中に稲刈り…となるかもしれません。
コシヒカリのほうは茎の中に穂のこども「幼穂(ようすい)」を確認できているので、出穂はもう少しです。稲刈りイベントも早くなるかもしれませんね。

写真付きで日々の様子をどうぞ。


6月19日

田植え後の最初の作業は「溝切」です。
水を管理しやすくするために、水の道を作ります。

並行して草刈りです。
虫の繁殖を防ぐためにできるだけ刈り取ります。

畑では野菜も育っています。
こちらはナスの芽かき作業。

7月20日ころから収穫できるようになってきました。
できた野菜は「さとやまBBQ」や里山食堂で提供しています。

作業をおえてほっと一息。

7月21日

酒米はすでに穂が出始めました。
出穂後は蓄積温度が約1,000度で稲刈りとなります。
8月が暑いと、8月中の稲刈りもあり得る状況です。

以上、6~7月の活動でした。


8月は草刈りやBBQイベントを行っています。
9月はとうとう稲刈りです!