夏真っ盛りのフィールドミュージアム。

期間限定のいけばな作品や、かかしコンクールも公開され、にぎやかになっています。

今時期のフィールドミュージアムの楽しみ方をご紹介します。

草間彌生さんの「花咲ける妻有」、夏は周りにたくさんの花が咲いています。

遠くに見えるのはいけばな作品、芝生に色鮮やかに展示されています。

畑には夏野菜がなっています。

十日町の農家の主な生産物は米ですが、

ナスやトマトも多く作られています。

農舞台の畑にはナスとシシトウがたくさんなっています!

ともなって、里山食堂のメニューにもナスが多めです。

炒めてもよし、揚げてもよし、蒸してもよし。多彩なおいしさがあります。

里山食堂ではスイーツにも利用しており、ナスのプリンが販売中です。

味の想像が難しい方はぜひ実際に試してみてください🍆🍆。

茶豆のソルトなどそのほかにもスイーツは面白いものが販売中です。

とにかく夏は植物の勢いがすごいです。

いけばな作品の千羽理芳さんの作品は、草の緑と布の赤さが美しい作品ですが、

最近は草の緑が押してきています。

日差しも大変強く、鮮やかだった赤は多少退色してきてしまっているようです。

越後妻有の夏は過酷ですね。

日差しが強いときは、林の日陰の中を散策するのもおすすめです。

いけばな作品は林の中の散策路沿いに展示されているものもあります。

林の景観とうまく調和した美しい空間を作り出しています。

人気の松代城は、手前に急な坂がありますのでご利用の際は飲み物など装備を整えて挑んでみてください。暑い日は相当大変なみちのりですが、頂上から見る景色と風が抜ける3階が気持ちよいです。

まだまだ暑そうですが、元気な方はレンタサイクルでの散策もおすすめです。

または、シャトルバスを片道(のぼり)ご利用いただきくだりは歩きながら散策すると多くの作品をご鑑賞いただけます。

少々坂が急ではありますが「棚田」の畔を歩くと、カエルはじめいろいろな生き物に出会える可能性が高いです。

ぜひ、いろいろな季節、いろいろなルートでフィールドミュージアム散策をお楽しみください。

(2022.8.15)

おすすめの大地の芸術祭2022期間限定作品

〇「妻有いけばな回廊」

公開期間:2022年7月16日(土)~2022年10月10日(月・祝)

場所:まつだい「農舞台」フィールドミュージアム内

作家:秋山美晴、今津友青、大谷美香、大塚理司、かとうさとる、千羽理芳、長井理一、日向洋一

〇「かかしコンクール」

公開期間:2022年7月30日(土)~9月11日(日)

作家:深川資料館通り商店街協同組合