2023年度の会員を募集中です。募集期間は2023年10月31日(火)までです。
農作業体験で米作りを知ろう!
田植え(5月下旬~6月初旬)、草刈り(7月)、稲刈り(9月下旬~10月初旬)など季節ごとにまつだい棚田バンク会員のみなさんが参加できる農作業イベントを開催します。
秋には、できたての新米をお届け!
おいしいのはもちろんのこと、半年をかけて育つ姿を見てきたお米の味は格別です。毎年11月にできたての新米をお届けします!楽しみにお待ちください!
遠方からでも、まつだいの棚田を守る
棚田の風景は美しいものの、現在はその保全が危ぶまれています。棚田バンクの仕組みでは現地に来られなくても、遠方から美しい棚田の景観の保全にかかわることができます。
・ご入会前に各コースの内容をこちらからご確認ください
・お支払い方法はクレジットカード決済(1 年ごとの自動更新)または郵便振替です
オンライン(年会費自動更新)でのご入会
※棚田バンク、FC越後妻有コースのどちらかお好きなコースをお選びください。
「購入ページへ進む」から決済フォームに移動します
郵便振替でのご入会
お近くの郵便局から以下の口座に入会金をお振込みください。
また、備考欄に以下の必要事項をご記入ください。
入金を確認後郵送で会員証をお送りいたします。
(お振込みから1 週間を過ぎても会員証が届かない場合はお手数ですがご連絡ください)
口座番号:00550-4-57917
加入者名:まつだい棚田バンク
通信欄:①お申込みコースと口数
②メールアドレス
※さまざまな情報はメールマガジンでお知らせいたします
ご依頼人:郵便番号、ご住所、お名前、ふりがな、電話番号
まつだい棚田バンクとは
まつだい棚田バンクは「大地の芸術祭」が取り組むプロジェクトの一つです。
新潟県十日町市松代(まつだい)は、「星峠の棚田」をはじめとした、日本有数の棚田が広がる地域。
まつだい棚田バンクは、担い手のいなくなった田んぼをできる限り多く引き受け耕作しながら、「大地の芸術祭」が養ったネットワークを生かして、まつだい棚田バンク会員や地元住民、アーティスト企業や学生など、多種多様な人々とともに、都市と地域の交流を広げる活動を行っています。
棚田には、たくさんの生きものがすんでいます。
農作業体験イベント時、こどもたちはカエルやイモリに大興奮です。
仕組み
まつだい棚田バンクが、まつだいの棚田を借り受けて耕作します。
(2022年度は全部で144枚、87,040㎡)
地域外から、その棚田の「棚田バンク会員」を募集し、棚田のある部分の会員に登録してもらいます。
秋、棚田バンクがお米を収穫したら会員の皆さんに登録してもらった面積分のお米をお届けします。
過疎、高齢化が進む地域で、地域外の住民がかかわることで棚田を保全していく取り組みです。
まつだい棚田バンクのコースは2つ
お好みに応じてお選びください
標準コース(税込46,200円)
保全面積150㎡
届くお米の目安|精米で35㎏
- 11月に20㎏、4月に残りを郵送でお送りします
- 年3回の農作業イベントにご本人様+2名様参加費無料でご参加いただけます
小口コース(税込13,200円)
保全面積30㎡
届くお米の目安|精米で7㎏
- 11月に郵送でお送りします
- 年3回の農作業イベントにご本人様参加費無料でご参加いただけます
※会員への配当米の量は、その年取れるお米の量によって変動します。
※農作業イベント時の食事代や備品レンタル代はコースにかかわらず実費を都度いただきます。
※11月1日~翌年10月31日までのご入会で翌年11月にお米をお届けします。
法人の方へ
企業向け法人コース (税込462,000円)
保全面積1,500㎡
届くお米お目安|精米で380㎏
こちらもあります。詳細は事務局までお問合せください。
イベントに参加したみなさんの声
コロナ禍で県外に行けないなかで清津峡を知り、大地の芸術祭を知り、十日町/津南のおいしいものを知り、自分の生まれ育った新潟県の楽しいところを改めて知ることができました。その流れでまつだい棚田バンクに出会い、草刈り体験に参加しました。暑くてしんどかったけど、コメ作りは大変だと実感しましたし田んぼを守ってくれる方々に感謝もしました。楽しかったのでまた来年もお願いします!
新潟県在住 S様
集落の方々と汗水を流しての田植え稲刈り体験は得がたい物があり、なぜもっと早くに参加しなかったのだろうと後悔しています。懇親会で神楽を見せていただいた時には感涙してしまい田舎を持たない自分にとっての今では心の故郷です。
東京都在住 M様
雨の中の田植え作業などを行う中で、天候や人の力だけでは上手くいかないことを知りました。地元の師匠から割って生で食べさせてもらったクルミは、すごく新鮮だったし初めての食感や味覚が養えて良かったです。普段食べているお米がどれだけの人が関り苦労がるかを知り、こどもがお茶碗に米粒一粒残らず食べるようになりました。
新潟の降雪量を気にし、翌年の稲作は大丈夫かと心配することもあります。
東京都在住 H様
日々の耕作の様子をお届けします
メンバー
NPO法人越後妻有里山協働機構
農業チーム
大地の芸術祭の作品や拠点施設の管理に当たるNPO法人越後妻有里山協働機構の農業チームが棚田バンクの実際の作業に当たっています。
FC越後妻有
農業とサッカーをしながら地域に暮らすFC越後妻有。スポーツ選手のキャリアと地域の棚田の両方の課題を解決するために立ち上がったプロジェクトです。
地元のお父さん、お母さん
地域に暮らす皆さんは生活の中で培ってきた力強い知恵を持っています。イベント時には農作業の方法を教えてくれるほか、料理でもてなしてくれます。
棚田の場所
まつだい棚田バンクは「大地の芸術祭の里」の中でも旧松代町の西のエリアを中心に活動しています。山間部が多く、小さな棚田しか作れない地域で、冬は半年間雪に閉ざされる、自然環境の厳しいエリアです。昔とは比べ物にはなりませんが、現在も棚田での稲作には苦労が多くあります。しかし、星峠の棚田のように人々の手が長い年月をかけて作り上げた風景は圧巻で、私たちはこれを守ろうとしています。
星峠エリア
棚田バンクによる保全枚数:27枚
美しい景観で有名な星峠の棚田。天水(雨水)での耕作となるため水の確保が心配の種。
室野エリア
棚田バンク耕作枚数:58枚
粘土質の土地。奴奈川キャンパスもある棚田バンクのホーム的地域。
木和田原エリア
棚田バンクによる耕作枚数:3枚
大き目の田で耕作しやすい。
農舞台エリア
棚田バンク耕作枚数:22枚
カバコフの「棚田」をはじめ作品のある田んぼも多い。特栽米栽培に挑戦している。
まつだい(線路北側)
まつだいの北の田ではコシヒカリ以外の米を耕作している。今年はもち米。