冬になって農作業も終わり、各地では新米の品評会が行われています。

まつだい棚田バンクは品評会には参加したことがなかったのですが、この度お誘いいただき初めて「第3回津南町米・食味分析鑑定コンクール」(2022年12月10日)に参加しました。

品評会には津南町や十日町市、魚沼市から20組織が参加し、お米マイスターなどプロの舌を持つ方々がお米の艶・香り・舌触りや甘味などの多角的な項目から審査します。

公平性を保つためにお米は番号を振って匿名で審査されました。

私たちも、お米を食べ比べることができましたが、どのお米も本当に美味しかったです。

その中で甘みが強いお米があったり、一粒一粒が立っているお米があったりと、それぞれの個性を感じることはできましたが、順位をつけるとなると難しいなと感じました。

さて、結果ですが、見事入賞することができました!

棚田の保全という活動だけではなく、味でもしっかり評価されたことがとても嬉しく、耕作することの喜びをより実感しました。

来年度は「第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会in津南」が開催されるので、また挑戦したいです。

また、品評会のなかでは審査の最中にお時間をいただきFC越後妻有による「越後妻有地域での農業×サッカーの活動について」の講演を行いました。

FC越後妻有やまつだい棚田バンクの活動をあまり知らないという方も多かったのですが、「スポーツで使う筋力や体力を農業で鍛えられるなんて一石二鳥だね、頑張ってね!」、「若い人が減っている中で、新しい取り組みで人を集めて地域に貢献しながら、結果を残していることが素晴らしい」など多くの激励の声をいただき、とても嬉しかったです。

また、年末には農林水産省が主催する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」のスポーツ連携賞という大きな賞もいただきました。

FC越後妻有もまつだい棚田バンクも、越後妻有地域内外の方々を元気やパワー、そして笑顔をお届すること、いろいろな人たちを巻き込んでつないでいくことなどを、今年もどんどん実践していきたいと思います! 2023年もよろしくお願いいたします。