<目次>

1.7月:田植えが終わり、草刈り・溝切りスタート

2.越後まつだい里山食堂:春~初夏 季節の移り変わり

3.農舞台フィールドミュージアム アジサイ菖蒲まつりと生き物観察会


1.7月:田植えが終わり、草刈り・溝切りスタート

こんにちは!農業チーム2年目・FC越後妻有の三井愛里沙です。

無事に田植えが終わり、草刈り、溝切りなど田んぼの管理作業を行っています。

7月に入り、暑い日が続いていますが今年は昨年に比べると「少し過ごしやすい夏かな?」と感じています。もちろん暑い日もありますが、適度に雨が降ってくれているおかげで、田んぼにとってはとてもありがたいです。

といっても本格的な夏はこれから。年々暑さが厳しくなっているので「これからどれだけ暑くなるんだろう…」と少し不安もありますが熱中症に気を付けながら、こまめに水分補給をして、この夏も元気に乗り切っていきたいと思います。皆さんも熱中症には十分にお気をつけください!

5月から続いていた田植えも無事に終わり、星峠の棚田は鮮やかな緑に包まれています。

田植えが終わったから一安心…というわけではなく、ここからはおいしいお米を育てるための管理作業が本格的に始まります。この時期に欠かせない作業の一つが畦畔の草刈りです。草が伸びるとカメムシなどの害虫が発生しやすくなったり、風通しが悪くなって病気の原因になることがあります。そのため、草刈りを行っています。

また、田んぼでは「中干し」の時期を迎えています。田んぼの水を一度抜き、根腐れの原因となる田んぼに溜まったガスを放出するために水を排水します。土を乾かすことで地面を固め、稲刈り時期にコンバインがぬかるまずにスムーズに作業ができるようにもします。

田んぼのなかに水路を作り、効率よく排水できるようにする大切な作業です。

私が溝切り作業をした際は、田んぼに水が多く長靴が埋まりベチョベチョになりながら作業しました。でもそれも楽しかったです!1年ぶりに歩きながら溝切りを行う手押しタイプの機械を使用すると翌日はしっかり腕が筋肉痛になりました。筋肉痛になりながらも「これは筋トレ」と思って、夏の作業も頑張っていきたいと思います!

7月18日(土)には、夏の里山を楽しむイベントを開催します。皆さまとお会いできるのを楽しみにしております!

まつだい棚田バンク 三井


2.越後まつだい里山食堂:春~初夏 季節の移り変わり

山菜のシーズンも落ち着き、6月の上旬には棚田バンクの田植えイベントが行われました。毎年里山食堂ではイベント参加者への昼食と夜の交流会のお食事の用意をしております。昨年の米不足やメディアへの露出に伴い、お米への関心度が上がっている状況でイベントに参加される会員様も非常に多くなってきております。

イベント時の昼食はカレーやどんぶりものが定番です。午前中田植えを頑張られた皆さんのおなかを満たせるよう、たっぷり用意してピロティで待ち構えます。

毎年イベントに関わっておりますと、だんだんと参加者の方のお顔を覚えるようになりました。「お疲れ様です」とお声がけしながらカレーをお渡しする時間は自分にとって大切な時間となっております。

初日の田植えの後は交流会があります。こちらには地元の師父の方も参加し和気あいあいとした雰囲気の中でお食事とドリンクを楽しんでいただきます。

交流会では山菜を食べていただきたく、春の初めに採れたものを保存しておきメニューに組み込みました。もちろん棚田のごはんも!夜の交流会の参加も毎年増えてきている印象があります。また来年参加者の方に楽しんでいただけるよう一年頑張っていきます。

田植えが終わり季節は初夏へと。

巷で果実が出回り始める季節となります。毎年梅シロップを食堂用に仕込みます。梅仕事は季節を感じられる作業でとても楽しい時間。今年は梅×紅茶と梅×生姜スパイスの2種類のシロップを漬けこみました。7月後半にはお出しできる予定です。

これから夏野菜もどんどん届きますし、食堂はまた忙しい季節となります。食堂の窓から見える棚田の稲もすくすくと育って美しい緑となっております。

越後まつだい里山食堂 小川


3.フィールドミュージアム アジサイ菖蒲まつりと生き物観察会

7月5日に松代区主催のアジサイ菖蒲まつりが開催されました。

皆様にもご協力いただききれいにした菖蒲がちょうど満開のこの時期に、

お花を見ながら郷土料理(いちょっぱ汁)を食べたり、お酒を飲んだりする緩やかな会でした。

濃い紫から白まで色とりどりの花が一斉に咲く様子はとてもきれいでした。

6月7日に植えた新しい菖蒲も少し…咲いていました!

上の段のようになるには何年かかるでしょうか。

花畑は1日にしてならずです。ゆっくり育てていきましょう。

2つ目の話題です。

また、同じく7月5日に森の学校「キョロロ」主催の「100年後の市民に伝えたい!十日町市の自慢の自然探し」がフィールドミュージアムで開催されました。

市内の4か所、市街地、棚田、川、森での生き物調査の、「棚田」の会場として農舞台フィールドミュージアムを会場にしていただきました。

おなじみのカバコフのため池で生き物を調査!まずは池と田んぼに住んでいる生き物を調査し、そのあとで陸の生き物を調査しました。

オタマジャクシがたくさんいたのですが、今の季節は珍しいモリアオガエルのオタマジャクシもいました。とっても大きなオタマジャクシでした。

また、これまでの生き物観察ではあまり見つからなかったドジョウがたくさん見つかりました。春の観察会では見つからなかった黒サンショウウオのこどももいましたよ。

たくさんの生き物を観察し、キョロロの研究員さんから草食のいきもの、それを食べる肉食の生き物、水辺が好きな生き物など、棚田の生態系のお話をお聞きしました。棚田があることで多様な生き物たちが、今日もここで暮らしているということを実感した一日でした。

今後も棚田でおいしいお米を育てつつ、生き物やお花も一緒に育てていきましょう🐸

(まつだい「農舞台」新井)


今月もご覧いただきありがとうございました。

(2026/07/10 まつだい棚田バンク事務局)