<目次>
1.2月:最強寒波が猛威を振るっています…
2.越後まつだい里山食堂:続 たくわん漬け記録と里山食堂の冬しごと
3・企画展 山に沈む、谷に浮く (狩野哲郎)
1.2月:最強寒波が猛威を振るっています…
皆さまお久しぶりです。農業チーム佐々木です。
年明け前は雪が降らなすぎて里山雪の遊園地が開催できないのではないか、とまで心配されていた農舞台ですが、その心配をかき消すかのようにとんでもない量の雪が降り続いております。

もうほんとに、どこを歩いているのかたまにわからなくなるぐらいには吹雪いております。
そんなカバコフの棚田は現在このようになっています。真っ白で棚田特有の段差もほぼわからないぐらいになっています。

下の写真、何の作品があるかわかりますか?

正解は観測所です!雪囲いをした状態なのですが、積雪が多くて半分以上埋まっています。
そんな大雪の中、星峠の賽ノ神に参加してきました。


小正月行事である賽ノ神で行うどんどやきでは藁や竹などを使って作り、そこにだるまや書初めを差して燃やすのだそうです。燃え方で今年の耕作を占う意味もあるそうです。この燃えた火を使って餅やするめを焼き、おいしくいただきました。
ほかにも小正月ツアーにて農舞台里山雪の遊園地を体験していただきました。
準備していたときはすごく良い天気だったのですが、当日はまさかの猛吹雪

林間学校の子どもたちも来たのですが、さすがの猛吹雪でなかなか遊びきることできませんでした。

おそらく子どもたちが作ってくれたであろう雪ダルマも次の日には首から上しか見えません。

そんな僕たちは2/21(土)より土日祝開催の里山雪の遊園地に向けて準備を開始しています!

毎日準備しても、次の日には道が見えない…なんてことが続いていますが、皆様に楽しんでいただけるよう準備してまいりますので、ぜひお越しください。

そして、農業チームに新たなスタッフが加わりました!
瀬沼さんです。

今後一緒に農業チームとして活動を行っていきます。
実家で農業をやっていたとのことで今後機械のオペレーターとしても活動していただきます。
また、農業以外にもパソコンが得意とのことで、様々なデータ管理を行っていただいてます。
丁寧かつ細かなところにも気づいてくださったり、こうしたらどうですか?という意見を積極的に言ってもらえるので、とても助かっています。
新たなスタッフも加わり、全員で協力しながらこの冬を乗り越えていければと思います。
皆様、こちらへお越しになる際はお気をつけてお越しください!
まつだい棚田バンク 佐々木
2.越後まつだい里山食堂:続 たくわん漬け記録と里山食堂の冬しごと
前回の続き、たくわん漬けの続報です。
年末に心配しながら漬けた大根ですが、しっかりと漬かっておりました。
心配していた干しすぎて凍みてしまった部分もしっかり漬かっており、こりこりと良い食感でした。塩加減も良く、近年で一番好みの漬かり具合でした。
同じころ付けた野沢菜漬けも食べごろとなり、ランチにも2種登場しております。


少し酸味を帯びてきたら、たくわんは炒めてきんぴらに、野沢菜は煮干し出汁でことこと煮て煮菜(にいな)にするのが恒例です。
昔の人は最後まで美味しく食べる術を編み出していて感心します。
ちょうど、まつだい「農舞台」の冬の企画展も「保存食」がテーマとなっております。
農舞台の隣の郷土資料館にて開催中ですので、見学+ランチというコースはいかがでしょうか?
今回の企画展の作家さんが地元の方へ取材をするということで私も同席しましたが、今の70代前後の方のお話は大変貴重だなと再認識しました。

漬物をはじめ、その他保存食についても先人の方が様々なものを仕込んでいたのは、完全に雪に閉ざされる冬を迎え、厳しい環境の中で生き延びていくために必要であったことというのはうなずけます。
現代の便利な生活に慣れてしまうとそれ自体をやめてしまったり、そもそも存在していたことすら知られないまま消えてしまうような文化もあるでしょう。
すべてを残していくのは難しくてもできる範囲で続けていきたいものです。
一足先に資料館では企画展がスタートしていますが、2月後半からは農舞台で「里山雪の遊園地」も開催されます。一面の雪景色の中、アートや地域体験を楽しめるそうです。
それまで食堂もお客様の来店が緩やかなので、当店のスタッフはお母さん達から教わりながら空いた時間を使って冬ならではの作業をします。
こちらは秋に山で拾った「山クルミ」の実を取り出す作業


さっと洗ったクルミをしばらく水に浸しておき、そのあと大鍋で乾煎りします。
すると殻の間にうっすら隙間ができ、そこにペンチの刃先を押し込むと写真のようにきれいにぱかっと割れます。
この後、なるべく実を崩さないようにくり出し、殻が入っていないか確認し料理に使います。とても小さな殻であっても歯に当たると衝撃がすごいので何度も何度も検品をして殻を取り除きます。
この検品は視力の良い若いスタッフの得意とするところ。
里山食堂ではこの実を瓶詰め商品として販売する「山くるみ味噌」にしたり、郷土料理の胡桃合えやスイーツにも使用しております。
繁忙期にはできない作業なので、冬の間に冷凍保存しておき1年を通して使います。
こうした胡桃を割って実をくり出す作業1つとってみても、まったく経験がないとどうしたら良いのかわかりません。
郷土料理を作るという事は、その手前の食材の扱い方から教わるという事。
昔の人が試行錯誤し編み出した方法を母から娘へ口伝えするように教えてもらいながら若い里山食堂のスタッフも1つ1つ覚えていっております。
越後まつだい里山食堂 小川
3・企画展 山に沈む、谷に浮く (狩野哲郎)
夏にフィールドミュージアムに設置した作品を冬前に雪囲いしたことは、以前ご報告しましたが(詳しくはこちら)、さて、2月になって作品はどうなったでしょうか?
見に行ってみました。
現場に行くのはもっと大変かと思いきや、雪が硬くなっていたためにかんじきがなくても歩ける状態。これはラッキーと思いつつ、春になってもなかなか解けないのかな、、、と次のシーズンの不安がよぎります。
さて、展示会場に到着。
メインの作品は何とか囲いの頭が出ています。よかった!
しかしながら、がほかの作品はどこへ行ってしまったのでしょうか。
今の写真と秋の写真を見比べてみてください。


掘ってみましょう。
もう1か所は作品の囲いの先端が見つかりました。
しかしながらもう1か所は掘ったけどみつからなかった。

作品の状況は、おおむね把握できました。
2月21日~どのようにみなさんに公開することができるのか、これからよく検討してみます。今年は雪が多い⛄ので、雪に埋まった作品を見たい方はお楽しみに。
(まつだい農舞台 新井)
今月もご覧いただきありがとうございました。
全国ニュースでも十日町や津南の話題が多く流れており、皆様にもご心配頂いているかもしれません。
今年は例年より積雪が多く、気温も低いのでいろいろ不具合が出たりはしておりますが、芸術祭施設は通常通り営業しております。ぜひ、万全の装備で冬の越後妻有にもお越しください。
車でのご来場はスタットレスタイヤが必須、できれば四駆、難しくてもFFがおすすめです。
公共交通でお越しの場合は越後湯沢発着のツアーがおすすめです。
公共交通でまつだい駅までお越しにいただく場合は、1~2月は念のため当日のほくほく線HPをご確認いただくことをお勧めします。湯沢~六日町間が運休してしまう場合が時々ございます。
遊園地が始まる2月下旬ころには例年は天候が落ち着いてくる予定です!
皆様のご来場おまちしております。
(2026/02/10 まつだい棚田バンク事務局)