新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年は多くのメディアにまつだい棚田バンクの活動を取り上げていただきました。
その中でも、年間を通して取り上げていただいた、新潟日報さんが主催する「みらい大学」の講演会。そして、津南で行われた「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」での小林幸子さんとのトークイベントの様子をお伝えいたします。
12月1日にニュー・グリーンピア津南で行われた「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」では、5000件を超えるお米が全国各地から出品され、匿名で出されたお米の味や香り、触感など様々な観点から数十人の審査員によって審査されました。一般にも匿名で数十品配布されましたが、味や香り、触感も多種多様にあり、お米の世界も広くて奥深いなと感じました。今回、私たちはその審査中に行われたトークイベントに参加させていただきました。まつだい棚田バンクの活動はもちろんFC越後妻有の女子サッカー選手としての活動にも注目していただき、地域との関わりであったり、農業の課題や目指していく所についてなどをお話させていただきました。他の登壇者の様々な視点から農業や地域貢献についてのお話しを聞いていると、お米の需要を上げるためにお米で(食べる以外にも)色々なものを作ろうとしていたり、若いコミュニティを作る為に様々な作物を作れるような環境、整備をしている方がいて、それぞれが農業のこれからのためにオリジナルの活動をしていました。
やはり、そこには人が集まるので、また新たな考えや発見もあり農業もまだまだ伸びしろがあるのではないかと感じました。
トークイベントには歌手の小林幸子さんが特別ゲストとして登壇しており、歌手活動だけでなく農業に少しでも貢献したいと自身の活動をお話してくださりました。最後には歌唱を披露していただき、とても楽しく良い時間が過ごせたイベントでした。
12月17日に新潟日報の「みらい大学」の講演会にも参加、登壇させていただきました。
この「みらい大学」は年間を通して1つの題材を知って、課題解決に向けての意見交換やフィールドワークを行うような活動です。
今年のテーマは「にいがたの農の未来」という題材で1年間を通して活動していた中でまつだい棚田バンクの活動も取り上げていただきました。10月には実際に受講している方々に現地まできていただき、一緒に棚田で農作業を体験していただく機会もありました。小雨の中の稲刈りとなりましたが、皆さま楽しそうに農作業をされていた事と、親しみのある光景だが、意外とやってこなかった、はさがけなども良い体験になったそうです。このようにフィールドワークで行った事や交流会の事を今回の講演会でフィードバックしました。
まつだい棚田バンクは耕作担当の石塚がプロジェクトを代表して、活動内容に加えて、テーマの課題解決に向けたアプローチや目指していきたいところなどを他の登壇者の方々と意見交換をしました。この登壇者の中には若い人や女性など、これからの農の未来を背負っていく方々もいて、高齢化が進む地域にどうすれば農業に興味を持った人たちが来てくれるのかなど、私たちと同じ課題を解決しようとする姿があり、私たちも負けずに私たちのやり方で課題にアプローチしていきたいなと改めて感じました。
このように、昨年は沢山のメディアにまつだい棚田バンクやFC越後妻有を取り上げていただきました。
今後も私たちの活動をより多くの方々に知っていただき、一緒に棚田を守っていく仲間になっていただけるよう、色々なイベントに参加したいと考えています。
今年もご支援をどうぞよろしくお願いいたします。