9月に入り、棚田で育てている稲穂も黄金色に色づいてきました。

新米収穫に併せて、2023年度のまつだい棚田バンクの会員募集期間も10月31日(火)までとなります。

今なら、稲刈りイベントと11月の新米お届けに間に合います!

是非、まつだい棚田バンクの活動を知って、私たちと一緒に棚田を守りましょう!

まず、まつだい棚田バンクとは、大地の芸術祭から派生した農業プロジェクトです。

「星峠の棚田」をはじめとした、日本有数の棚田が広がる松代地域ですが、少子高齢化の影響を受け、年々棚田の担い手不足が課題となっています。

担い手の居なくなった田んぼをできるだけ多く引き受け「大地の芸術祭」が養ったネットワークを生かして、地域内外の人々の繋がり(協働)で保全していくことを目標にした取り組みがまつだい棚田バンクです。

会員になっていただくと、年3回の農作業イベント(田植え・草刈り・稲刈り)に参加していただける他、11月1日には収穫したての新米をお届けします。

まつだい棚田バンクのコースは全部で6種類ありますので、簡単にご紹介します!

  • 小口コース→保全面積:30㎡、届くお米の目安:精米7㎏(税込み13,200円)
  • 標準コース→保全面積:150㎡、届くお米の目安:精米35㎏(税込み46,200円)
  • 企業コース→保全面積:1,500㎡、届くお米の目安:精米380㎏(税込み462,000円)

ここからは今年度から新たにできたFC越後妻有コースをご紹介いたします。

FC越後妻有は、こちらも大地の芸術祭から派生したプロジェクトで、大地の芸術祭の運営や農業をしながらサッカーをする女子サッカーチームです。

2015年にチームが発足し、現在は12名の選手が所属しています。

Photo by Nakamura Osamu

選手が行う業務は様々で、棚田の担い手として農業をしたり芸術祭施設の運営やツアーガイド、作品メンテナンス、広報などを日々行っています。その業務をこなしつつサッカーのトレーニングを行い、今シーズンは北信越リーグに出場し、全14試合を戦い抜きました。結果は10勝3敗1分けで全体の3位で終了しましたが、ホーム初戦には300名を超える総動員数を記録し、地元に愛されるようなチームになってきました。

このように2足の草鞋を履いて活動するFC越後妻有に興味をもち応援したいというお客様の声をもとにまつだい棚田バンクのFC越後妻有コースができました。

  • FC越後妻有/小口コース→保全面積、届くお米は①同様(税込み18,200円)
  • FC越後妻有/標準コース→保全面積、届くお米は②同様(税込み51,200円)
  • FC越後妻有/企業コース→保全面積、届くお米は③同様(税込み512,000円)

FC越後妻有コースに入っていただくと、農作業イベントと新米お届けの他に、FC越後妻有の応援グッツ(Tシャツorトートバッグ+缶バッジ)が手に入ります。

また、FC越後妻有の選手と監督が行うサッカー教室や体操教室などにご参加いただけます!

※グッズ個数やイベントご参加人数は各コースによって異なります

このようにまつだい棚田バンクでは、農作業が好きな人や棚田を保全したい人だけではなく、大地の芸術祭が好きな人やFC越後妻有を応援したい人など様々な目的を持った方々にご入会いただいております。

農作業イベントでは地域内外の様々な人との「交流の場」としても活用できるよう企画していますので、ご入会された際にはぜひご参加ください!

まだ2023年度まつだい棚田バンク会員への継続をしていない方やご新規様もまだ間に合います!より多くの方々に2023年度産の新米をお届けできる事を楽しみにしています!

🌾お申し込みはこちらのページから受付中です:https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/bank/