夏の高温障害と水不足が心配されましたが、無事に稲刈りを迎えることができました。
越後妻有現地【まつだい「農舞台」、越後妻有里山現代美術館MonET、ほか】
オンライン【まつだい棚田バンクショップ】で新米の販売を開始いたしました。
皆様にお届けした、コシヒカリの特徴をご紹介します。
昭和31年誕生。旨味と粘りが強い新潟県の代表米。
炊きたてが美味なのはもちろん、冷えても品種特有の粘り気でもっちりとした食感が癖になります。あえて冷ましたおにぎりもおすすめです。
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今回は新米のおいしい炊き方とおすすめの食べ方をご紹介します。
【新米のおいしい炊き方】
①研ぎ方:はじめに水を入れ、素早く流しすすいでから洗米をします。短時間で優しく洗います。
※新米は米粒が柔らかいため洗いすぎに注意
②浸水:普通の白米で浸水は30分ほど。新米は30分よりも短くても十分です。浸水後はざるで水切りを5分ほど行います。
③水加減:新米は水分を多く含んでいるので、通常よりも少し水加減を少なくして炊きます。
④ほぐし方:ご飯が炊けたら、余分な水分を飛ばすように、ごはんの底から大きく優しく返します。
※混ぜすぎないことがポイント!
つやつやと、ふっくらしたご飯が炊き上がります!
ひと手間加えるだけでさらにおいしく、新米の時期ならではの風味を楽しむことができます。
【おすすめの食べ方】
まずはそのまま食べてください。お米そのものの味を味わってほしいです。
おかずがなくても箸が自然と進みます!新米ならではの、甘味・粒立ちをお楽しみください。
冷めてもおいしいので、塩むすびをお弁当に持っていくのもおすすめです。
松代の農家さんも新米はそのままか、塩むすびが一番おいしいと口を揃えます。
塩むすびと秋野菜たっぷりの汁物は、この時期ならではの組み合わせで、朝食で食べると一日の活力になるため、こちらもおすすめです!
もちろん、おかず味噌との相性もばっちりです。特におすすめは、かぐら南蛮味噌・ふきのとう味噌です。
かぐら南蛮味噌は、辛みはありますが、ごはんがどんどん進む味付けになっています。
ふきのとう味噌は、風味がしっかりとあり、越後妻有地域の地元の方も、大人の女性に大人気です。お土産としてもよく手に取っていただいています。
まつだい棚田バンクショップでは、おかず味噌と大地の米のセット商品も取り扱っております。
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【スタッフのおすすめ】*11月10日追記
まつだい棚田バンクスタッフの石塚さんおすすめのごはんのお供のご紹介です。
☆ミョウガ味噌
<材料>
・みょうが 3個 ・塩 小さじ1 ・味噌 大さじ3 ・みりん 小さじ1
<作り方>
1. ミョウガをよく洗った後、塩でよくもむ。
2. キッチンペーパーなどで水気を良くとる。
3. 容器に味噌とみりんを混ぜる。こちらの味噌にミョウガが隠れるように漬ける。
4. 蓋もしくはラップをして4日程冷蔵庫で寝かせたら完成。お好みのサイズに切ってお召し上がりください。※漬ける日数が長いほど味噌の風味が更に強くなります。
☆ゴーヤとしょうがの佃煮
<材料>
・ゴーヤ 1本 ・ショウガ 50g ・醤油 50cc ・砂糖 大さじ5 ・酢 40cc
<作り方>
1. ゴーヤの種と綿を取って薄くスライスする。
2. ショウガは千切りに。
3. スライスしたゴーヤを沸騰したお湯に湯通しする。
4. キッチンペーパーで水気をとる
5. 醤油、砂糖、酢を溶かし混ぜた物にゴーヤとショウガをよく馴染ませる。
6. 水分が飛ぶまでこげない様に炒める。お好みでごまと鰹節をまぶしてもgood!
同じくスタッフの稲垣さんは、ごはんがより美味しくなるお茶碗を購入しました。
スタッフ新井さんは、秋のほかの食材と併せて新米を楽しみます。山にはこちらの「もぐら」ほか、たくさんのキノコが生えています。ごはんに合うのはお味噌汁や、油いためでしょうか🍄
農舞台スタッフの秋男さんは、まぜご飯が大好き。秋には「栗ごはん」や「舞茸ごはん」を楽しむそうです。
農業講師の昇二さんは、とにかく塩辛いものとごはんの組み合わせが大好き。今はあまり売っていない、しょっぱじょっぱした「塩じゃけ」や「いかの塩辛」があればごはんがすすみます。
以上、棚田バンクスタッフや地域の方々のごはんの楽しみ方を紹介しました。
皆さんはどんなふうにご飯を楽しみますか?
オンラインで大地の米が購入できるまつだい棚田バンクショップもよろしくお願いいたします。
【10月その他のコラム】
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