いよいよ稲刈りの季節がやってきます!
農業部門で働くFC越後妻有の新島汐海より、近況をお伝えいたします。
8月は太陽の見える日が少なかったまつだいですが、9月に入り、田んぼが黄金色に色づき始め、秋を感じられるようになってきました。
今年の夏は雨が多く、なかなか田んぼが乾きませんでした。写真は溜まってしまった水を少しでも早く排水させる為に、スコップで水口を下げているところです。収穫の際に機械がしっかりと仕事ができる様に今の内から準備を進めています。
耕作に関わるようになって2年目の今年は、初めて田植え機に乗って苗を植えました。
大きな機械となると操縦がうまくいかず、真っすぐ植えるのが大変でした。綺麗に植えられている周りの田んぼを見て、長年の経験が必要なのだと実感しました。まだまだ経験あるのみですが、わたしの植えた稲もしっかり育っているので安心しています!
田んぼの中に山下選手が隠れています。よく見ると帽子が見えてきます!稲は148㎝の山下選手が田んぼの中に入ると埋もれてしまうほど稲は成長しています。
稲刈りがもうじき始まると考えるととてもわくわくします。
ここで筆を耕作・機械を担当する石塚にバトンタッチします。
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皆さんこんにちは!石塚です。
これから始まる稲刈りに向けて、時間をかけて機械の整備を行っております。一番メインとなるのがこちらのコンバイン。
棚田では大き目のサイズになる3条刈り(3列)の機械を私達はメインに使用しています。
こちらが刈り取り部。先端の尖った爪で稲をかきわけ、沢山ついている白いツノのような部分で稲を機械の中に掻き込みます。
掻き込まれた稲はこちらの「刈刃」によって刈り取られ、次の「脱穀」と言われる部分に搬送されていきます。
こちらが「脱穀」が行われるこぎ胴と言われる部分です。コンバインの心臓部といった感じです。こちらの大きな筒が高速回転することによって、稲についている籾と藁を選別します。
選別された藁は続いて、、、
こちらのカッターと言われる部品で細かく細断されます。昔はこの「刈り取り」「脱穀」「ワラ処理」という作業は別の機械で行われていました。現在はコンバインが一つの工場のような役割をしています。
刈り取られたお米はこちらの乾燥機で適正温度まで乾燥し、その後籾摺りと精米を行い、皆様の元へお届けします。こちらの乾燥作業は、乾燥しすぎてしまえばお米が割れてしまう原因となり、逆に乾燥が甘ければカビの発生源となってしまいます。最後まで気の抜けない作業です。
これからハードに行われる稲刈りに向けて、収穫をサポートしてくれる機械達の細かい部品にグリスアップや清掃を行っていきます。少しでも鮮度の良いお米を沢山収穫する為の大事な作業です。
収穫まで残る日数もわずかとなりました。稲刈りに向けて着々と準備を進めています。
皆様においしいお米が届けられるようスタッフ一同頑張ります。
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以上、稲刈り前のご報告でした。
稲刈りイベントは10月8,9日です!
お申し込みの受付も開始いたしました。
秋の棚田でお待ちしております。
(2022/9/10 まつだい棚田バンク)