朝夕の風が肌に心地よく感じられる季節になってきました。
さて、8月11日に夏の里山を楽しむ1日が開催されました!今回のイベントは、例年と違い、日中は
草刈りチーム・ごはんチーム・生き物観察チームの3つのチームで活動し、松代地域で地元の方々が普段から楽しんでいるような夏の過ごし方を実際に体験していただくイベントを開催しました。
約40名の会員の皆さまが集まり、最後にはBBQをしながら交流会も行いました。地元のお父さんやお母さん方、スタッフとイベントに参加してくださったお客さんが楽しくお話する良い機会になりました!
今回は、日中は草刈り、ごはん、虫の観察の3つのチームに分かれそれぞれの体験をしました!
【草刈りチーム】
穂の天敵である、カメムシから守る為や稲穂がよく太陽に当たるようにカバコフの田んぼの畦道や斜面を綺麗に草刈りしていただきました!毎年、この時期はうだるような暑さが続き、稲穂も私たちも倒れてしまいそうな気持ちになりましたが、休憩をしっかりとりながら、地元のお父さん(師父さん)と楽しく田んぼや稲のお話しをしながら活動しました。当日は特に気温が高く、大変な作業でした。参加していただいた皆様、ありがとうございました!
今年は雨があまり降らなかった影響で田んぼが乾燥してしまい、スタッフや会員の皆様も心配していましたが、イベント後数週間にわたって徐々に恵の雨が降り始め、一安心しました。
【生き物観察チーム】
地元のお父さん(生き物博士)の松山金一さんと『森の学校』キョロロの富塚先生が講師となり、
里山にいる生き物たちの観察、スケッチをしました。
午前中は虫かごと虫網を持ってカバコフの棚田で生き物を探し、オニヤンマやシオカラトンボなど沢山の種類のトンボを捕まえる事ができました。また、クロサンショウウオやトノサマガエルなども発見することができました。
午後は、捕まえた生き物たちを図鑑や虫眼鏡を使って体の特徴などを観察し、スケッチしました。
大人の方々も真剣にスケッチしている様子が見受けられ、子供から大人まで楽しめた生き物観察チームでした。
スケッチした絵は最後に缶バッジにして、夏休みの思い出の品としてお渡ししました!
【ごはんチーム】
午前中は、地元農家さんの畑に行き、新鮮な夏野菜を沢山収穫しました。
大きく育ったナスやキュウリ、かぼちゃはもちろん、都会では中々食べられない糸瓜や夕顔(ゆうごう)も収穫することができました。
普段なにげなく食べているミョウガは「こんな風に生えていたのか!」などの発見も多くあった様で、楽しんで収穫していただけました。
午後は、収穫した野菜を使用した料理を4品、地元のお母さんたちと作りました!普段手に取れない夕顔や糸瓜の調理の仕方などは地元のお母さんが一から丁寧に教えてくれました。また、一般的な食べ方ではなく一味変わった食べ方や食材本来の旨味なども教えてくれました。
【交流会BBQ】
田植えイベントに引き続き交流会も行いました!
今回は、夏といえば…BBQ!ということで、収穫したお野菜も使用し、美味しくて楽しめる交流会を企画しました。
会の途中では、各チームからの感想発表を行い、日中の活動を共有し、お互いを労いました。
草刈りチームが綺麗にしてくれたカバコフの棚田を見ながら、ごはんチームが作ってくれたごはんを食べ、生き物観察チームの可愛いこどもたちによる生き物クイズ大会も行いました!
今回のイベントでより、地元のお父さんお母さんやまつだい棚田バンクのスタッフ、そして参加者様同士の交流が生まれたように感じました。
今後も皆様が楽しく交流の場として、まつだい棚田バンクのイベントを行っていけるよう企画していきたいと思います。
次回イベントは今年度最後、9/30(土)、10/1(日)に行われる稲刈りイベントです。
沢山のお申込みをスタッフ一同心よりお待ちしております。