皆様こんにちは。

この時期になり、なぜか冬が戻ってきた松代です。

ということで前回に引き続き、雪の話を少ししたいと思います。

松代の週間予報を見るとこのような予報で今週末も降雪がありそうです。

小雪で頭を抱えていたスキー場も、予定通りの営業が続けられそうですね。

以前もご紹介しましたが12月中の星峠の様子です。

このような様子で全く雪が積もっていませんでした。

先週末はこのような様子でした。どんよりしていますが気温が高く春のような雪質でした。

このまま降らないまま春を迎えてしまうのではないかと思いましたが、先週末の降雪でだいぶ積雪が増えました。

現在はこんな様子です。

だいぶ雪庇が隠れたのが分かります。

例年に比べまだまだ少ない積雪量ですが、いつもの冬の景色に近づいてきました。

ただ今から降り過ぎてしまうと春作業の開始が遅れてしまうのでこのさじ加減が難しい所です。お天道様なのでどうしようも出来ませんが、、、笑

ただ豪雪地帯の百姓は雪の性質を理解して融雪させる為の工夫を行い、雪と上手く付き合いながら春の耕作を始めます。

現場が変わり農舞台周辺です。春が来たかと思う程ぽかぽか陽気に包まれた松代ですが、、、

きれいに雪化粧しました。

周辺もこんな感じに。

レリーフが冬季の間設置されていないので分かりづらいですが、こちらはカバコフの棚田です。

西洋料理店 山猫軒はこんな様子です。扉の色と木に積もった雪といい感じのコントラストになっています。

こちらは農舞台で行われている冬の企画展「里山雪の遊園地」の会場からの1枚。

今年から雪の積雪を利用した雪迷路が作られています。ようやく壁が高くなり、大人の方も楽しめる迷路になってきました。

ここで、皆様にも小雪と言われる今年の雪と、豪雪地域と言われる本来の冬とどれだけ違いがあるのか違いが分かるようにいくつか写真をピックアップしてみました。写真を通して感じて頂ければと思います。

それではご覧ください。

2021年2月 屋根の雪堀の様子

2021年2月 三省ハウスの雪堀

2021年2月 まつだい郷土資料館前

2022年3月 米倉庫から米袋を運搬する様子

2022年3月 奴奈川キャンパス 苗箱運搬の様子

2022年3月 農舞台駐車場にて 

2023年2月 まつだい「農舞台」フィールドミュージアム

いかがでしたでしょうか?

普段は雪で閉鎖される道路が普通に通れたり、屋根雪の雪下ろしが必要無かったり、春の資材やお米がそりを使わず普通に取り出せたりと楽な冬ではありました。ですが、さすがに寂しさを感じるぐらい雪の少ないシーズンとなりました。

「大雪」といわれる日がここまで少ない冬は珍しいです。

昨年の干ばつに続き、小雪と例年とは一味違う一年でした。ですが年によって変わる環境やこのようなリアルな部分も皆さんにお伝えできればと思います。

次回のご報告は春の作業が始まっている頃になるでしょう!

ぽかぽか暖かく、またそこに吹く冷たい風が心地よい、いつも通りの春が訪れることを願って春を迎える準備を進めて参ります。

石塚