<目次>
1.6月:田植えも終盤戦です
2.越後まつだい里山食堂:山菜ビュッフェの舞台裏
3.農舞台フィールドミュージアムを花でいっぱいに
1.6月:田植えも終盤戦です

6月6日の星峠の棚田です。星峠の田植えは全ての圃場の田植えが完了しています。
まつだい棚田バンクの田植えも例年だと星峠が終わっていないのですが、すでに室野エリアの田植えに入っています。

今年はたくさんの雪が降ったのですが、春になると夏日の連続、、、一気に雪が溶けてしまいました。それと合わせ昨年の大干ばつにより田んぼには大きなヒビが入り田んぼに水が溜まりづらい状況が。
ただ一昨年の教訓を得て、今年度の耕作は1週間以上早いスタートを切りました。少しでも雪解け水が残っているうちに代かきを進めてしまうためです。
7台近いエンジンポンプが活躍しました。文明の力を感じた春でした。昔の人は水がない時どうしていたんだろうと。

なんとか代をかいても、高温と降雨の少なさでなかなか田んぼに水が溜まらない状況が続いてます。天気予報に傘マークが出るのを願ってばかりです。

雨が降るとすかさず代かき!水のある日のチャンスを逃さない為にナイター代かきする日もしばしば。

苦労する春先でしたが、田植えも順調に進んでいます。


たまに田植え機がスタックしてしまうこともありますが、、、元気にやってます。笑

棚田バンクに昨年仲間入りした佐々木君もトラクタのオペレーターデビューしました。


春の作業を進めつつ昨年崩れてしまった畔を直す作業も行いました。

突如現れた野うさぎ君に癒される場面も。クマさんじゃなくてよかったです。

今年のトピックスですが、TBSのTHE TIME,さんが今年も一緒に耕作をしてくれることになりました!皆さんも是非ご覧ください。

もう一つ、秋山郷の結東地区にある石垣田を耕作することになりました!かたくりの宿のスタッフと協力して耕作を行っていきます。
5月31日に田植えイベント石垣田バージョンを開催しました。15aある田んぼのうち10aの田んぼの田植えを無事行うことができました。残りの5aはかたくりスタッフの頑張りで無事田植えが完了。

こんな小さな芽から始まった苗も

葉が育ち、

全部で1600枚の苗に!これだけあった苗は、

現在はこのぐらいの枚数になりました。
田植えも終盤に差し掛かっているのが感じられます。

先日の田植えイベントにも総勢300名の方にご参加いただき農舞台周りの田植えも無事終えることができました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。次回のコラムでは無事にすべての田植えが終わった報告ができそうです。(一昨年の水不足の年は7月20日まで田植えしてました 泣)
苗の成長を秋の収穫までお届けしたいと思いますので是非こちらのコラムご覧になって下さい♪
まつだい棚田バンク 石塚
2.越後まつだい里山食堂:山菜ビュッフェの舞台裏
好評いただいた山菜ビュッフェが6月1日で終了しました。たくさんのお客様にご利用いただき、ありがとうございました。
私はNPOで働いて3年目になりますが、昨年は別の現場に行っていたりで山菜の時期の里山食堂を経験するのは今期が初めてで、大変だけど楽しい山菜祭りでした。
大変なのはやはり、日々地元の方が届けてくださる大量で多種多様な山菜の処理です。まずきれいに水で洗い、切ったり皮を剥いたり茹でたり、、といった処理をしていきます。やったことない人がそれを聞くと、普通の野菜などと同じなのでは、と思われますよね。全然違います。コゴミやフキノトウは土やごみを落とすのに、3回水を変えて洗うのです。ミズやフキは一本一本皮を剥くし、ウルイはクルクル巻いた大きい葉っぱを1枚ずつ広げて切るのです…!しかも一度に処理する量が多い。

山のものをいただくためにはこんなにも手間がかかるものなのか、と辟易しながらも、店の先輩ベテランスタッフから処理の仕方を教わるのが新鮮で楽しかったです。あく抜きの仕方やゆで方、保存の仕方が山菜によって微妙に違っていて、これまで興味はありつつも教えてもらう機会がなかったのでとても勉強になりました。
そして一番の楽しみは賄いで毎日山菜を食べられること。私は日本酒が好きで、独特の風味や苦みが地酒に最高に合います。日々少しずつ変化していく山菜に季節の変化も感じながら、雪国の食文化って本当に素晴らしい、と越後妻有での生活の幸せをしみじみ感じておりました。


また来年の春まで山菜とはお別れですが、(本当は今もまだ少し山菜もありますが)きっと夏が過ぎまた雪が降って溶けたらまたあっという間に春ですね。
皆さんも来年の里山食堂の山菜料理を楽しみにしていてくださいね!
越後まつだい里山食堂 藤村
3.農舞台フィールドミュージアムを花でいっぱいに

田植えイベントとあわせて、オプショナルのプログラム「菖蒲のお世話」を実施しました。棚田バンクのイベントではフィールドミュージアムの中腹くらいまでの田んぼの農作業を行っていますが、実は上のほうには「城址公園」というアジサイや菖蒲が植わっているエリアがあります。

松代城の近く、と言ったらイメージの作方もいらっしゃるでしょうか?ため池もあってかわいい鯉も泳いでいます。今回のプログラムはここをよりよくして花がたくさん咲く公園にしよう!という意図で実施されました。
今回はその城址公園の菖蒲を一部植え替えするということで、普段から公園を管理されている松代区のお二人と一緒に作業しました。

すでに植わっている菖蒲が、、、ちょっと大きくなってしまっているので、適当なところから株をとって新しい場所に植えなおしました。
田植えと似たところがあって、同じ紐を貼って、間隔を定めグリッド状に株を植えます。田んぼの作業もお花の作業もきちんとそだってもらうには基本は同じなのですね。穴をあけて、株を入れ、しっかりと土をかぶせて完成です。

菖蒲の開花は7月初旬予定です。今回の作業で例年以上にきれいな花が咲くか?
今回植えたものも、この夏から咲く予定と教えていただきましたので、楽しみにしてみなさんにもご報告させていただきます。7月5日にはいちょっぱ祭りというアジサイと菖蒲のお花見と、松代の郷土料理いちょっぱ汁をふるまうイベントも開催されます。
この時期にまつだいに来るご予定のある方はぜひお立ち寄りください。
まつだい「農舞台」 新井
今月もご覧いただきありがとうございました。
(2026/06/10 まつだい棚田バンク事務局)